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切符鉄のススメ/マイコンでC++を使おうぜっていう話(前編)

この記事は Micro Mouse Advent Calendar 2019 9日目の記事です。
前回はアライさんの社会人マウサーを続けるコツという内容でした。

本記事群は2本立てになっております。この記事は前半です。後半の記事へのリンクはこちら
え??記事が長い??いやいや、いつものことだろ勢いで書いたら結構盛り沢山になったので、そのままお届けしたいなという次第です。

本格的に寒くなってきました。これマジで温暖化の影響なのかよ?って感じですよね。ちなみ僕は地球温暖化説の否定派です。
初の Advent Calendar 参加ですが、よろしくお願いします。

見てくださっているマウサーの中には「誰だお前」「Twitter 上では見かけるけど実物のインスタンスがあるかは未確認」と思っている人もいるでしょう。そう、だって僕は今年一切公式大会に参加していないのだから。
理由(言い訳)は簡単で、ラボが忙しいから(言い訳(言い訳))。けんきう自体はそうでもないんですけど、サーバー管理がすっげぇ大変。サーバーの物理インスタンスはラボ内に無いほうが良いっすよマジで。課金してリモートのサービスに魂を売りたい。

ということで、マウスだけの内容だと個人的に執筆欲が抑えきれないので、以下の2本立てとします。

  • 切符について
    • みんながマウスをやっている最中に僕はこれに勤しんでいました。
  • 組み込み用途での C++ について
    • C言語er の皆さん、やってみませんか?

切符鉄のススメ

世の中には結構な人数の鉄道マニアがいます。ライトな人からオタオタしい人までいるわけですが、○○鉄 というカテゴリの中でライトでもないディープでもないジャンルである(ホンマか?)、切符鉄というものをご紹介したいと思います。

何故切符なのか

鉄オタといえば乗り鉄、撮り鉄、設備鉄、葬式鉄と色々いるわけですが、僕は切符鉄です。まあ乗り鉄でもあるんですけど。
実際に電車に乗るときは電車の写真をスマホで適当に撮ることが多いです。それから実際に乗車した記憶というのは頭に残るんですけど、ここで過去にやらかしたことがあります。

...それは、スマホの OS がアプデに失敗して、撮り溜めておいた写真がすべてパァになるという事件です。これまでアプデ失敗という経験はなかったので、バックアップを取らずにいつも通りアプデしたら死にました。メンタルも。
自分の記憶の補助、すなわち拠り所として存在していた写真データが無に帰すことによって、とてつもない虚無感に襲われました。それが今年中期の話。

ところで、僕は中学時代からやや乗り鉄気味で、使用した切符はなんとなく持ち帰っていました。
例えば修学旅行の旅行代理店が委託発行した団体旅客乗車票とか。高校時代は1人1枚新幹線の切符を渡されて「お前たちここ広島から大阪に時間までに来てくれよな」なんて自由極まりない修学旅行だったなあ。学生服を着た子供が広島駅の新幹線改札内にいて、売店のおばちゃんから「アンタたち、新幹線のお金稼いだの?偉いねぇ」と勘違いされ、「高校の修学旅行です」と言うとビックリされた記憶があります。その時に乗ったのはさくら号。向谷実さんの車内チャイムには驚かされました。

と、切符一つで思い出になるんです。そこに目をつけたのです。つまり、切符1つてエモくなれるし、蒐集欲求も満たされるんです。

物理的な「証拠」としての切符

そこで僕はこの事に気が付きました。切符は脆い電子データとは違い、確かにその列車に乗りその場所まで行ったんだということを証明するものなのだと。(まあバックアップくらい取っておけやという話ですが)
久々に切符収集を始めてみました。とある切符を WMMC の人に見せたところ「見たこと無い」と言われましたので、ご紹介します。

磁気エド券・マルス券

磁気券は普通に自動改札機を通れる切符です。みなさんが IC カードを使わずに電車を乗るとなると磁気券使いますよね。
エド券は正式にはエドモンソン券といい、小さいサイズのやつです。マルス券は JR の指定席券売機やみだらなみどりの窓口で買えるあの水色のやつです。僕は熱転写マルス券は1枚も持ってません。誰か使用済み切符ちょうだいな。

マルス券の例



ところで、マルス券の紙を用いたエド券があるらしいです。それが一番身近だと名古屋にあって、この前行った時に作ってきました。変な感じがして面白い。

硬券

「こうけん」と読みます。これもエド券の一部であることが多いのですが、カテゴリとして分けました。
この切符は自動改札機が出来る前くらいまで発売されていたもので、名前の通り硬い厚紙で出来ています。入鋏時にはハサミを入れます。
現在はその需要はほとんど無いです。三岐鉄道は硬券しか切符が無かったなあ。こういう例以外は普通磁気券になってます。有人改札面倒だもんね。
なので、売られているのは収集品としてとか、記念乗車券であるものが殆どです。下に示すのは東武と京急の硬券入場券です。なお京急は、駅員さんの話によるともう硬券発売していないらしい。


秩父鉄道では券売機を華麗にスルーして窓口に行けば硬券で乗車券を購入することもでき、実際に熊谷→羽生まで乗りました。確か乗った車両は爆音

常備券

ここから知らない人が多いでしょう。磁気券のように逐次発行するものではなく、ペラペラの紙で出す印刷済みの切符です。駅員はお客に言われた金額の券を出すだけと言う感じ。使用する日には日付が記入されます。
下はJR東海・近鉄の伊勢市駅近鉄側の出札窓口で購入したJR東海の常備券です。ちなみにあの赤い18きっぷは常備券です。決して補充券ではありません。

実使用したもので、参宮線・紀勢本線のキハ25に乗車し津で無効印を押してもらいました。キハ25はどう見ても見た目313系でした。

JR東管内ではいよいよ鹿島サッカースタジアム駅を残すのみとなってしまいました。その鹿島線も遂に Suica エリアになると言うことで、絶滅が危惧されています。

補充券

これがメインに書きたかったやつですよ。券面が確定しておらず、旅客に発行する際に内容を書き込むタイプの券です。「手書きの切符」というとこれです。
通常は身障者対応や、急な区間変更、発券端末故障時のために駅に置かれているものであり、あくまで補助的扱いです。なので通常は購入できません。また、駅員がマニュアルやら規則を見ながら手書きで券面に記入するのでミスがあることがあり、また面倒なので積極的に発見する理由がないものです。
ですが、趣味発券してくれることが多々あります。「乗車券を補充券で切ってくれませんか」というと承知してくれる事があり、その際に手間を掛けて発券していただくということをしています。

なお、補充券蒐集界隈には「補充券厄介」と呼ぶべき人たちもいて、駅員が無理/嫌だというのに恫喝して発券強要するらしいです。補充券は特別に発行して「頂く」ものであるという意識の元に、駅員やその他旅客に迷惑をかけない事が必須です。そのせいで某鉄道会社は HP に「補充券の発行はしません」なんて書くようになってしまった...

片道補充券

以下が実際に作ってもらった片道補充券です。略して補片(ほへん)とも言います多分。
界隈なら有名な東武鉄道 渡瀬駅の出札で作ってもらいました。この駅は合理化の際に何故か無人化せず、自動券売機を廃止する代わりに全ての切符発行を補充券にするという、謎極まりない処置を受けた駅です。前行ったときは1人で10枚くらい切符作ってもらってる人がいました。ちょっと厄介かな。

特別補充券

続いて特別補充券です。これは券の種類は確定せず、「事由」欄に片道券、連続券、特急券 などなどと書く事でその効力を発揮します。
書く欄が多いので見応えがあります。鉄道会社によって欄が異なる事があるので個人的に好きです。
国鉄時代の補充券を元にしている事が多いので、「事由」「記事」と、古い日本語が使われています。また活版印刷で印刷されているものもあり、中々味があります。
以下に出しているのは JR東の片道券(北千住→名古屋→塩尻→新松戸→水戸→久喜)です。あまりに経路がガチャガチャしているので JR のマルスでは発券ができず、手書きの補充券での発売になってしまいました(というか、そうなることを狙った)。

この切符、使用後に発券使用しましたが、書き方が間違っていますね。「原券」欄に有効な旅行開始の日付を記入していますが、そもそもこの券に原券などありません。書きたくなってしまう気持ちはわかりますが、書くなら「記事」欄ですかね。
↑途中に武蔵野線 南越谷駅(地元付近)を経路に含める事で、途中下車制度により実質2行程分の旅行券になっています。

  1. 北千住(都内)→名古屋→(中央本線)→(その他ごちゃごちゃ)→南越谷
    • この券はあくまで金山まで。名古屋まで含めることは不可能なので、その分については別途乗車券を購入した。
  2. 南越谷→友部→小山→久喜(埼玉県)
    • こちらも水戸までは入っておらず、友部まで。
    • 久喜で旅行完了となるため、回収されることを懸念して東鷲宮で途中下車。そこからは乗車放棄している。

また、以下は東武鉄道の連続券、ついこの間お祭り騒ぎとなっていた相鉄の羽沢横浜国大のものです。

また、東武の特急は無札で乗れ特急券を買わずに乗車し車内精算するともれなく補充券案件になります。

地図式補充券

さらにさらに、地図式補充券、図補があります。これは見てて楽しいです。以下は東京メトロの図補ですが、なんと東急線や東武線まで記載がある壮大なものになっています。
ちなみに、これは某駅の駅員さんに頼んだところ、「図補ですか?特別ですよ」と紛失扱いで発券してもらいました。普段は発券が禁止されているようです。感謝いたします。

また、東京都交通局の図補は正規案件(特に頼む事もなく補充券扱いになる事)以外発行がかなり渋いようで、僕自身色々考えているのですが未だ発券に至っていません。誰か教えて。

え?切符鉄になりたい??

いいですね。まずは普段使う切符の持ち帰りをするところから始めましょう。有人改札に行って「ムコウインオネガイシマス」という呪文を唱えるだけ。簡単ですね。
メンタルが強い人はいきなり特別補充券を頼んでもいいでしょう。初心者は近鉄をお勧めします。

もっと知りたい方はネットで検索するといいでしょう。切符関連のブログやら Twitter があると思うので、その断片的な情報を参考にして、切符鉄ライフを楽しんでください。くれぐれも周りに迷惑のないように。

最後に、どうやらカーボン紙の印字は消えやすいらしいので、手に入れたら早いうちにスキャンかけておくのがいいです。

後半へ続く!

ふぅ、気が付いたらこんなに記事を書いてました。長すぎですね。切符愛が溢れすぎたか......
ということで、記事を分割したいと思います。マイコンを C++ にする話は後半の記事を参照して下さい

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