お久しぶりです。マウス合宿に行ってきました。たのしかったです。
この前の土日で、埼玉県伊奈町にある健康活動センター(けんかつ)に行ってきました。僕は埼玉県民なのですが、正直こんな施設があるなんて初めて知りました。
最寄り駅は内宿なので、ニューシャトルを乗りつぶしすることが出来て地味に良かったなぁ。
久しぶり、WMMC のみんな! といった感じです。
研究やら、鬱やら(多分研究が原因ではない)でしばらく WMMC に行けてませんでしたが、皆に出会えてよかった。
講演会
なんと!全国からつよつよな人が集まるこの機会で発表の機会をいただきました!!!公演題目は「マウスのためのマイコン知識」。
WMMC の運営側から頼まれたからという受動的な動機でしたが、やってよかったです。発表する僕も楽しく、聞いていたみなさんも楽しんでいただけたようです。
とても僕らしく健全な発表...だと思うじゃん?
そんなことはなかった。ええ。
公演の中身
いや、前半は少なくともまともなはず...以下にスライドを示します。
マウスのためのマイコン知識
「ページ数多いよ!」っていう方向けにアウトラインを。
- 初級編 (9分間)
- マイコンは CPU が司令塔。実際に使うペリフェラルで選ぼう。
- マイクロマウス2018 の全日本大会では RX 系と ARM 系が人気。
- 開発環境や使用言語等によって選ぼう。
- 上級編 ~マイコンの気持ちになるために~ (11分間)
- IoT時代到来に向けてマイコンの気持ちをアセンブリで理解する必要がある。
- STM32 で解脱
- HAL ライブラリを使わなくても、データシートを読めば標準のC言語で書けるよ。
- Lチカプログラムをアセンブリにしてみた。案外読めるのでは
- 「アセンブリは甘え?」じゃあバイナリ手書きでいいのでは
- これによってマイコンの知識がついて色々手を出しやすくなると思うよ。
...どうみても上級編が本編だ。反省しています(全くしていない)。
どうやらネタ要員としてこの場にお呼ばれされたようでした。なのでこんな感じに暴れて正解でしたね(満足げな顔)。
Q&A
Q. しまじゃきさんはどこに向かっているのか? (By FNDさん)
A. 僕はどこに向かっているのだ。迷子。そろそろマイコンをやりたいという本能を抑えてマウスを作る必要があると思う。
Q. 自分でマイコン作ってないの? (By Kさん)
A. FPGA で作ろうとしたが、Vivado の操作法が分からないので頓挫している。
Q. なんか良いマイコンありますか。ワンチップで。(By 僕)
A. Intel の 486 とか。そんな、ワンチップなんて甘えだよ! (K さん)
公演後
公演後に「面白かったです」「しまじゃきさんらしい発表でした」「Vim は最高です」というコメントを頂き嬉しかった。
実はこのスライドの本編を完成させたのは、合宿公演当日の午前3時なんですよね。アセンブリコードもその時間くらいに作り上げました。リアルRTAをやっている気持ちでした。スライド作りは計画的に。
突貫工事的に作ったので「あまり受けないかな〜〜」って心配していたんですが、マウサーたちの温かい心によって場が温まり、気持ちよく発表することが出来ました。大変感謝しています。
その後ご飯はけんかつ 1F のコバトシコバトン食堂で食べました。
マウスプチ大会
マウス合宿恒例の非公認プチ大会が行われました。自分はあまり調整していなかったため、全然動かず残念な気持ちでした。前壁が読めず衝突して終了という結果。
やっぱりマウスって、しばらくいじらないと拗ねちゃうんですね〜〜〜具体的には、
- 直進距離が設定値通りに行かない
- 前壁センサー値がうまく読めない
- モード番号を忘れる(僕のせい)
といった感じでした。もっと調整しておけばよかったなといってももう遅い。
また、色々な方とお話をしたり、Twitter のフォロワーと相互特定をしたりして楽しい時間を過ごすことが出来ました。いろんなマウス、いろんな人に出会え、いろんな謝罪会見を聞けて良かったです。また行きたいな。
謝辞
ということでマウス合宿のレポートは以上です。
今回は早稲田が運営でしたが、僕は当日まで全く準備に関われませんでした。老害だから、といったらそれまでですが、準備をしてくれた WMMC の現役の皆さんありがとうございました。僕はちょっとした運搬や後片付けをしただけですが、お力になれていたのなら嬉しい限りです。
また、本合宿にご参加いただき、楽しい空間を想像し進行に協力いただきました参加者の皆さん、本当にありがとうございました。今後とも早稲田大学マイクロマウスクラブをどうぞよろしくお願いいたします。