CPLD with マイコンなチップ、PSoC(programmable system on a chip)です。IDE は今の所 Windows でしか使えないようですが、書き込みは Mac 上でできました。ただしこの記事では SWD ではなく、シリアルで書き込めるようにするロジック部分、Bootloader が予め導入されていることが条件です。
以前の記事にも軽く PSoC について書きましたが、今回は 書き込みのみの話です。動作を検証できたのは秋月で買った以下のボード。
書き込みソフトの導入
あのソフトウェアの設計図共有サイト、ギフハブに repo がありましたので、こちらを使わせていただきましょう。
$ git clone https://github.com/clementleger/cypress_linux_tools
中には2つほどソフトウェアが入っていると思いますが、そのうち cyhostboot
のみをつかいます。どうやら Bootloader Host の代替となるものらしいです。ディレクトリに入って make
... しようとしても怒られるので修正します。と言っても1箇所。
14行目のリンカオプションでそのままだとエラーとなってしまいます。とりあえずコメントアウト。これで動いているからいいっしょ。
# LFLAGS := -lrt
そうしたら単純に make
するだけです。
さあ書き込もう
まず PSoC をケツのボタンを押しながら PC に挿入します。そしたらあとはコマンドを叩く。例えばこんな感じです。
$ cyhostboot -f ./LedBlinkToggle/Design01.cydsn/CortexM0/ARM_GCC_541/Debug/Design01.cyacd -s /dev/cu.usbmodem14241
どうやらデバイスファイルの指定は /dev/tty.***
ではだめで、/dev/cu.***
でなきゃ動かなかったです。そこだけにご注意ください。